こんにちは、たかえです。
みなさんは、いいな〜欲しいな〜と思うものが、市場に出回っていなかったり、手に入らなかったら、どうしますか?
今日は、その私なりの答え【欲しいものが市販でなかったら?作ってしまえばいいじゃない!!!!】というお話をしようと思います( ´ ▽ ` )♪
Contents
そもそもの始まり…
昨年、秋。
ファッション業界って、すごく季節に敏感だと思うのですが、それはアクセサリーの世界にも言えますよね。
そう、私には、使ってみたいものがあったんです。
それが【べっこう風】パーツ…!
秋が深まってくると、必ずと言っていいほどの確率で見かける【べっこう風】ピアスに、魅せられていたんです。
されど、ぶつかる壁
私の頭の中は、基本的に【作ってみたい】もので溢れています。
何か見るたびに『こんな風に変えたらどうだろう?』『私だったら、こんな風に作るかな〜』と、思考がフワフワと飛んでいく感じ。
一見、作家だからいいじゃない!と言われそうですが、だからこそ、厄介なこともあって。
それが、【やりたいことが、市販で見つからない】ことなんですね…。
今回で言えば、
【べっこう風ピアス】を作りたい!
【べっこうの、あの飴色はたっぷり残したい】
【よし、じゃあデザインはなるべくシンプルに】
【でも、”他の誰か”が作っているようなものじゃ、嫌だ】
・・・・・。
『あ…、市販じゃ見つからないじゃん…』
見つからない?よろしい、ならば作るだけだ!
はい、という結論になりますよね。笑
ということで、今日の本題
【べっこう風ピアス】の作り方をシェアして行きたいと思います!
べっこう風ピアスを手作りで!?準備するもの
私は、プロとして作品をお届けしている立場上、作家のプライドにかけて”テキトー”な仕上がりでは満足できません。毎度、かなり突き詰めます。
ですが、今回【べっこう風】を作るのに使ったのは…
なんとこれだけ!
【必要なもの】
・油性ペン(黄色、茶色2種、黒)
・家にあったヤスリ
・綿棒
・ネイル用の除光液
・透明プラバン
作り方の手順
材料が揃ったところで、どんどん作って行きましょう!
1、プラバンにヤスリをかける
プラバンは、ツルッツルの透明プラスチック板です。
この後べっこうらしい色をしっかり定着させるために、ヤスリで両面に細かい傷をたくさんつけてください。
(ヤスリの粗さなど、あまり細かいことは気にしなくて大丈夫です!とにかく小さな傷を沢山つけるというイメージでやすってください。)
2、プラバンの両面を塗っていく
あらかたヤスリがかかったら、出た粉をはらって(気になる場合はタオル等で水拭きして)油性ペンで色をつけていきます。
まずは、黄色。
この時のポイントは、【両面とも塗ること】です。
後で比較した写真も上げますが、片面だけだと色の濃さが薄く、べっこうっぽさが薄まってしまうんです。
ちなみに使ったのは、ご存知マッキーの油性ペン。☟☟☟
3、模様をつけていく
両面とも黄色に塗り終わったら、次に模様を入れていきます。
今回は、薄い茶色と、濃い茶色の油性ペンを使いました。☟☟☟
まずは薄い茶色から…
薄い茶色を満遍なく入れ終わったら、その少し内側に、濃い茶色を重ねていきます。
4、そして模様の仕上げ
そして、最後に黒を入れていきます。
これまでの茶色は太ペンを使いましたが、黒の部分は一番内側で(そして強い色なので)、ネームペンのような、細い油性ペンを使うと綺麗に描けました。
これをやると『本物らしさ』がUP!秘訣は…
さて、ここまででも十分に【それっぽい】ものは作れているのですが、試行錯誤の末、さらにレベルが上がった方法をお伝えしますね。
それが、
【除光液】を使った方法です。
使うのは、綿棒
何をするかというと、綿棒に除光液をつけて、ひたすら茶色と黒の境界線をぼやかすのです!
これだけだと分かりづらいかもしれませんが、やったものとやらなかったものを比べると、これだけの差が生まれます。☟☟☟
プラバンは、縮めると1/2以下の大きさになります。小さくなってしまえば変わらなくない!?と思われるかもしれませんが
このぼかしを入れたものと入れなかったものでは、やっぱり【らしさ】が違うと私は感じるんです…っ!!!
好きな形に切っていこう
ここまで来たら、作りたいものの形に切っていく作業です。
私は、今回【べっこうの飴色をたっぷり残しつつ】【シンプルで】【他にはないデザイン】を目指すべく、円形にカットすることにしました。
使ったのは、普段から愛用しているサークルカッターです。
そして、焼き上げるとこうなる♪
あ、焼くというより、縮める、ですね。笑
普通のプラバンと同じように、トースターに入れて縮めます。
そしてできたのが、こちら。☟☟☟
ちなみに、黄色の色を両面に塗る、というところでも言ったのですが、黄色を片面/両面で塗ると、これだけ見た目が変わります。
私のオススメは、圧倒的に両面塗りです・:*+.\(( °ω° ))/.:+
あ、茶色〜黒は、片面でも十分だったように思います^^
まとめ
ということで、このような作り方で仕上がったのが、今回の作品です。
私はこれからも【作りたいものが売っていなかったら、自分で作ってみせる!】という気持ちで、画材/素材の研究をしていこうと思います。
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それでは、今日はこのへんで!
Takaé
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