こんにちは、たかえです!
2月に作った新作は、赤いハートがゆらゆら揺れるピアス/イヤリングでした。安直か!?バレンタインにかこつけた、大人可愛いものが作りたかったのです^^
が、この作品、いつもと少し【着色の仕方】が違っています。
手に入りやすい材料、誰でも簡単にできる手法、なのに出来上がりは深みと透明感を表現できる…。
今日は、そんな着色の秘密に焦点を当てて、迫っていきますよ〜!
Contents
まずは、赤ハートのゆらゆらピアスのご紹介
普段は【パーツにアクリル絵の具で描く】スタイルで制作をしているのですが、今回はパーツに色がフワッと乗っただけの赤いハートがモチーフでした。
ハートは、なんと1センチ弱!小指の爪よりも小さいです。
↑パーツの小ささと数の多さのおかげで、デザイン自体はシンプルながら、時間と根性が必要な作品となりました笑
赤ハートの色の秘密\着彩方法に迫る!/
そんな作品に使ったのは、絵の具ではなく【色鉛筆】!早速作り方に迫って行きましょう。
色鉛筆の◯◯を使う!?
まずは、使いたい色の色鉛筆を用意し、削っていきます。使うのは、この削りカスなのです。
ちなみに私が使っている色鉛筆は、三菱uniの消せる色鉛筆ですね☟
この”消せる”と言うのが、ものすごい便利で、デザインをしたりスケッチをしたりするのに昔から重宝しています。
使ったのは、この色
そんな色鉛筆の中から、今回、基本色として使ったのは、3色。
1、バラのような真紅の314番
2、ワインレッドの332番
3、あでやかなChinese Redの312番です。
プラバンを用意しよう
さて、次はそれとは別で、プラバンを用意して両面にヤスリをかけておきましょう。
色鉛筆の顔料を刷り込む
そして、削った色鉛筆の顔料を、プラバンの両面に刷り込んでいきます。3色でグラデーションを作っていくようにするのがポイントです。
グラデーションを作ることで、色に【深み】と【透明感】を出すことができます。
また、どの色の部分を切り抜くか、お客様に合わせて調整できるのもポイントです。
こうしてどんどん色を重ねていき、できたものを切り取ると、こんな感じになります。☟
トースターで縮めると、元の大きさの40%ほどまでになるので、少し強めの色味になります。
とてもとても小さく、大体の大きさは7〜8ミリ。それぞれの微妙な色の違い、見てわかりますでしょうか。
ここからの行程は、他のレジン作品と同じですね!
まとめ〜こんなの見てみたい!が作品を作る〜
私は現在、毎月1度、作品をポストにお届けする【12ヶ月のお便り】というサービスを行っているのですが、この作品は単品でのご購入希望も何件かあり、嬉しかったですね〜!
シンプル過ぎるかな…!?と、ドキドキしていたのですが、ありがたいことに『またこういうタイプの作品も作って欲しい!』とのお言葉もいただきました。ありがとうございます^^
こんな色?モチーフ?デザイン?のものが見てみたい!なんてご意見ありましたら、こちら(メールレター)から教えていただけたら嬉しいです。望んでいただけると『どうやって喜ばせよう…!』と燃えるタイプなので、作品化される可能性、高し!です^^
それでは、今日はこのへんで・・・♪
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